特別養護老人ホーム【特養】のサービス内容と特徴・業務内容や給与をわかりやすく説明。

ごきげんようさん。介護ブロガーのもりです。

もり

このブログは、専門的になり過ぎず幅広い知識や教養を得て、さまざまな問題を解決・ヒントとして活用していくブログです。

介護の施設ってたくさんありますよね。

  • 特別養護老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • デイサービス
  • グループホーム
  • 介護付有料老人ホーム
  • サービス付高齢者住宅
  • 訪問介護

上記以外にもたくさんあります。呼び方もちょっと違ったりと困惑すると思います

今回は、その中でも介護離職率ナンバーワンの特別養護老人ホーム(特養)の細かい内容について説明していきたいと思います。

従来型特養を下記にて評価しました。

従来型特養の評価
プライバシー
(2.0)
利用者さんへのケア
(3.0)
料金
(5.0)
総合評価
(3.5)

評価に関してや、いろいろな介護の施設の特徴(給与面とかも)とポイントについてわかりやすく説明します。

離職率がナンバーワンなので、悪いイメージもありますがメリットもありますの…。

介護未経験の方や、これから検討している方へ。オススメする介護の仕事は特養なのか説明します。

今回の記事の対象の方
  • 介護の仕事に興味を持った方。
  • 介護施設サービスを細かく知りたい
  • 介護の仕事転職を考えている。
  • ご両親を特別養護老人ホーム利用を考えている方。

介護の仕事は色々な職種で成り立ってます。介護士のほか各職種で思うこと。

介護の仕事を探している方や転職を考えている方はもちろんのこと、現役の介護で働いている方にも参考にしてください 🙂

介護の仕事を求人誌やハローワークで探すのは効率が悪い探し方。効率良い探し方は転職サイト60秒3ステップ。

メリット・デメリットも紹介します!!

特別養護老人ホームとは?

特別養護老人ホーム(特養)とユニット型特別養護老人ホームに大きく分かれます。

MEMO
  • 特養は50名以上の大施設となります。
  • ユニット型特別養護老人ホームは、小規模(29名以下)の小さな施設になり、各部屋が個室対応になっていて談話室などに集まって生活していくタイプです。(地域密着型サービスとも言われます)

特徴

終身利用可(看取り可能:終の棲家)

多床室(1部屋2〜4ベッドでカーテンで仕切られた部屋)や、階層別での介護(認知症フロアなど)での介護での対応をしている施設です。

利用料は介護施設の中では一番安い。個室もありますが、若干値段が上がります。

入居条件

要介護度が3以上の方で、感染症などの医療処置が必要ではない方

特定疾病に認定された要介護度3以上で40歳から64歳までの方

特定疾病
  • がん【がん末期】※医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る
  • 関節リウマチ
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 後縦靱帯骨化症
  • 骨折を伴う骨粗鬆症
  • 初老期における認知症
  • 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病【パーキンソン病関連疾患】
  • 脊髄小脳変性症
  • 脊柱管狭窄症
  • 早老症
  • 多系統萎縮症
  • 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
  • 脳血管疾患
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 慢性閉塞性肺疾患
  • 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

特例により要介護1〜2の方が入居可能な場合

要介護1〜2の特定要件
  • 認知症で日常生活に支障をきたす症状が頻回に見られる
  • 知的障害や精神障害等と伴い、日常生活に支障をきたす症状が頻回に見られる
  • 深刻な虐待疑いなどで、心身の安全や安心確保が困難な場合
  • 家族との支援が得られない・期待ができず、地域での介護サービス等の利用が困難な場合

老人福祉法に基づいている居住施設であるため、生活保護受給者の入所も可能です。医療費は医療扶助として適用されますので自己負担がかかりません。

スケジュール(僕が以前働いていた場合)

当時の僕の特養での環境は、100床の4つのブロック(各25名)に編成して介護士と看護師との連携でサービスを行っていました。

夜間は、4ブロック各1名対応。宿直員さんの5名の環境でした。

7:30
朝食
夜利用者さんの朝食の食事介助(以下食介)と見守り。夜勤者が居室食介(2〜4名)で早番食堂見守りと食介
8:00
トイレ誘導
早番が食事の済んだ利用者さんの随時トイレ介助(4〜6名)と食介が済んでいない利用者さん対応+食器片付け同時進行+コール対応。
パット交換
日勤帯出勤し、15人程のパット交換および医療的処置等。早番はお茶の入れ替えおよび水分補給。
9:40
ミーティング
見守りながらのミーティングおよび引き継ぎ。
10:00
当日の処遇
休憩をパッと済ませ処遇に当たります。レクレーションや入浴(週2回)。
11:30〜12:30
昼食
早番昼休憩(1時間)残りの職員で食事見守りと食介と随時コールとトイレ介助。
13:30
午後の処遇
日勤遅番休憩上がりでの、パット交換や水分補給、随時のコールとトイレ介助。その他もろもろ。入浴の場合は午後もあります。
15:00
水分補給
水分補給やお茶の入れ替え。その後少し休憩。
15:30〜16:15
パット交換
パット交換します。
16:30
夕食の準備
夜勤者出勤。早番上がり。夕食の準備に取り掛かります。
17:00〜18:00
夕食
朝昼と同じで見守り+食介+食器片付け+コール+トイレ介助を随時対応。
18:10頃
日勤帯終了
お疲れ様でした!!タイムカードをガチャン 😯
18:30頃
夜勤1人業務
利用者さん水分補給
20:00頃
パット交換
1ブロック25名の対応
21:00〜4:00頃
消灯
コール対応および体位変換や水分補給・合間に仮眠や書類作成等
4:30〜7:00頃
朝食へ向けての準備
トイレ介助やパット交換・洗面業務・朝食に向けた準備

夜間は1人で25人ほどを見ておりました。施設も1階・2階の50名2ブロックでした。

何かトラブル等あれば、隣のブロックの介護士や残り3名の介護士と相談・協力し夜勤を乗り切ります。

老人ホーム初利用するときの準備品は何を用意したらいいの?介護士や看護師に重宝されるモノを紹介。

ケアサービス・業務

身体介護:利用者さんの体に触れて行うサービス。

  • 入浴介助
  • 食事介助
  • トイレ介助
  • オムツ交換
  • 着替え
  • 床ずれ防止(体位変換)
  • 立位介助
  • 車椅子介助
  • 歩行介助  などなど

その他

  • レクレーション
  • 書類作成
  • 対策委員等のミーティング
  • 飾り作成
  • PC作業  などなど

給与など

介護職での給料というと安いイメージがあるかもしれません。

確かに全般としては安いのです。

介護の仕事給与面では、特養がダントツトップになります。

ダントツって言っても他業種からすると大したことないかも知れませんが 😥

  • 月収30〜20万程度(自分の周り調査)
  • 年収360万〜
  • 平均年齢 40歳くらい
  • 男女比 女性70% 男性30%
  • 就業形態 正規職員60% 非正規職員40%

もり

手取り20万ちょっと行けばいい方かも 😯 

介護の仕事は色々な職種で成り立ってます。介護士のほか各職種で思うこと。

働き方改革関連法が2019年4月1日から始まるけど、介護の働き方活かせるのか?

必要な資格やスキル

はじめて介護の仕事をするのに、特別資格は必要ありません。

人手不足もあるので、基本面接したら

「いつから来てくれる」

という感じになります。

3年以上勤めれば介護福祉士の資格条件が付きますし、介護の仕事での高給取り介護支援専門員(ケアマネ)の資格も長く勤めれば資格条件が付きます。

施設や事業所により資格手当も含まれるでしょう。資格を受ける時に援助してもらえる補助金も施設や事業所が負担してくれるところもあります。

メリット

<利用される方>

公的な施設なので、老人ホームの中では比較的安価で利用できます。月額6〜13万円程度(その他は平均10〜30万)

2015年から介護保険制度改正で要介護度3以上になりましたので、入所待機時間は短くなりました。

看取りの対応が可能ですので、終の棲家(ついのすみか)として利用できる。

生活困窮者の受け入れも可能で、生活保護受給の入所も可能です。医療費も医療扶助適用で自己負担かかりません。

<働こうと思う方>

働くことによって介護技術が早く習得できる。介護福祉士の資格条件が取れる。

特養は公的施設(地方自治体や社会福祉法人)となりますので、比較的倒産リスクが低い

ルーティーン作業になりがちです。僕はこちらの方が良かったです。

1部屋2〜4名なのでまとめて巡回できるので他介護サービスよりも負担が少ない。

施設にもよりますが、独り立ちする期間を長く見てくれる。先輩と2回ほど夜勤を共にするなど、いきなりたくさんの業務を任されることは少ない。

デメリット

<利用される方>

要介護度3以上となったので入所待機時間が短くはなりましたが、地域により申請してからの待機に時間がかかるときがある。上記のメリットがあるために人気が殺到していることも原因です。

介護度が軽い利用者は入居できず、基本要介護は3以上でないと入所できません。(特例あり)

多床室はカーテンで仕切られる程度なのでプライバシーが保たれにくい環境になってしまいます。

24時間の看護師の配置が義務付けられていないので、夜間の重度医療が必要な利用者さんの受け入れや恩恵を受けることができない。

<働こうと思う方>

夜間業務が1ブロックほぼ1人での対応になります。他ブロック応援もありますが相方によってはいい時と悪い時と様々です 😯

1部屋2〜4名なのでまとめて巡回できるので他介護サービスよりも負担が少ないが、何かあった場合には他利用者さんも影響(起きてきたり・騒いできたり)が出る可能性がある。

介護未経験の方や、これから検討している方へ。オススメする介護の仕事は特養なのか説明します。

ユニット型特別養護老人ホーム(ユニットケア)

特徴

10室以下の居室が共有スペースを囲むような間取り(1ユニット)になっている事が特徴です。

少人数の利用者さんとの生活になりますので、人間関係を築きながら生活を営めるような介護になっています。

自宅に近い環境での個別ケアとなります。

各ユニット中央に共有スペースがあり過ごすこともできます。

大型の特養では集団ケアでしたが、ユニット型特養は個別ケアを目的とされています。

メリット

<利用される方>

決まった介護スタッフによるひとりひとりの個別のケアができる。

少人数対応なので目が行き届きやすい介護が可能

全てが個室なので、利用者さん自身やご家族などの面会などプライバシーが保てる。

感染者が出た場合にも個室なので施設感染のリスクが軽減される。

<働こうと思う方>

日中は1ユニットを介護スタッフ3〜5人程度で見るため、1人の介護負担はやや軽減されます。

利用者さんと介護スタッフの密接な関係になりやすい。人間関係が構築しやすい。

デメリット

<利用される方>

常に同じ利用者さんや介護スタッフとの生活になるので、人間関係などのトラブルがあると対処が難しくなる。

利用者さんによっては個室で過ごす事に孤独を感じる事がある。

施設の建築費用が高くなるため利用者さんの負担が増える。 入所費用が高くなる(月額12万〜)従来型特養は6〜15万

<働こうと思う方>

夜間ほぼ1名で業務や対応をしないといけない。

利用者さんの対応に追われることもある。

個室対応の場合もあるため、死角が生まれ事故(骨折や食べ物による窒息)の起こりやすうい環境になりやすい。

まとめ

部屋の空き状況は、介護度3以上により入所しやすい状況ではあると思います。

ですが、施設利用者が増えても介護士不足などで入所できないような現象も起きています。

下の関連記事のような介護職員が一斉に離職したことによって、利用者さんがサービスを受けられなくなり他施設への退去する現象が起きています。

介護施設経営悪化で「介護職員一斉退職で入居者31名転居」と10月介護士の報酬について思うこと。

部屋に空きがあっても介護士不在にて入所できないことも、今後は世間で取り上げられるでしょう。

施設不足もありますが、介護士不足も問題になってくると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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